ロールオン・スプレー・クリームの中でワキガに良いデオドラントは?
デオドラントや制汗剤にはロールオンタイプ、スプレータイプ、クリームタイプがありますが、どれがワキガに効果的なのかを検証してみました。
例えば、市販では同じブランドの中にこの3タイプがあったりするので、迷ってしまいますよね。
そんな時、どれを選べばよいのか参考にしていただければと思います。
3タイプのどれが良いかは、ワキガでなければ特に気にしなくても良いかもしれません。ですが、同じブランドでもクリームとロールオンで入っている成分が若干違ったり、スプレー特有の成分が入っていたり特徴が違います。
どうせなら効果もあって肌に良いデオドラントを選びたいですよね。以下参考にしていただければ幸いです。
ロールオンタイプのデオドラント・制汗剤はワキガに良い?悪い?
ロールオンタイプのメリットとデメリットを確認してワキガ向けには良いのか悪いのかを見ていきましょう。
ロールオンタイプのデメリット
- 直塗りだから衛生面で心配
- 乾くまで時間がかかるケースがある
- 液だれしやすい
- 脇以外の箇所には塗りにくい
- 特有のツーンという薬品臭がするタイプが多い
- 特有のツーンという薬品臭がするタイプが多い
- 保湿・整肌作用のある成分が不足している傾向にある
ロールオンタイプのメリット
- 手の取らずに塗れるので早くて楽
- 市販品に多いのですぐ手に入れることができる
まとめ|ロールオンタイプはメリットよりもデメリットの方が多いので悪い
メリットは2つしか無いですが、デメリットは7つもあります。
ロールオンタイプの制汗剤の一番大きなデメリットとしては、直塗りという点ですね。
脇を拭いたあとに塗るのでまだ清潔ですが、それでも何度も何度も付けるのは衛生上綺麗とは言えないでしょう。また、簡単に塗ることができますが、塗ってから乾くまで時間が数分かかってしまい、すぐに服を着れないところも忙しい朝や塗り直しでは困ります。
ワキガ対策には欠かせない保湿や整肌できる成分がほぼ入っていないケースも多々あるので、その点ではワキガ向けとは言いにくいですね。
ロールオンタイプででまだ保湿成分が入っていると言えばシナイデオドラントが2種(アラントイン、ダイズエキス)、リフレアが1種(ヨモギエキス)、デオドラントZが4種(ヒアルロン酸、あすなろ抽出液、グリセリン、オウバクエキス)くらいなので、あまり効果があるとは言えないです。
スプレータイプのデオドラント・制汗剤はワキガに良い?悪い?
スプレータイプのデメリット
- 効果は一瞬で持続効果が短い
- ワキガが悪化する可能性がある
- 香料が入っていればワキガと混ざって変な臭いになるしバレやすい
- 銀イオンが入っていれば金属アレルギーの方は炎症が出る
- 捨てるときにガスを抜くのが面倒
- 保湿・整肌成分はほぼ皆無
スプレータイプのデメリット
- メントールや清涼感のある成分が入っていることが多く夏場は気持ちよい
- みんな使っているので人前でも使いやすい
まとめ|最悪!スプレータイプはワキガを悪化させる可能性大で使わないほうが良い!
スプレータイプの制汗剤は、持続時間が圧倒的に短いです。
シューって吹き付けるとひんやりして気持ちいいのですが、すぐに元に戻って汗がでます。しかも香料が入っていることが多く、ワキガ臭と混ざって変な悪臭がするのでワキガには最悪です。
しかも、スプレータイプは脇を乾燥させやすく、それによって今まで以上に汗や皮脂の分泌が増え、ワキガが悪化する原因にもなります。保湿や整肌成分もほぼ入っていないので、ワキガの根本改善には一切なりません。
実際に保湿成分を見ると、デオドラントZスプレータイプの保湿成分は4種(アスナロ、ヒアルロン酸、オウバク、グリセリン)、8×4は一切なし、Agデオ24は1種(グリセリン)だけです。
これではワキガは軽くなりません。
【関連記事】ノアンデと併用してスプレーのデオドラントを使ってワキガが悪化したと感じた私の体験談をご紹介しています。
⇒【効かない?】ノアンデでワキガが悪化した私の口コミと本当の効果
クリームタイプのデオドラント・制汗剤はワキガに良い?悪い?
クリームタイプのデメリット
- 価格が高めのアイテムが多い
- 通販限定品が多い
クリームタイプのメリット
- 即効性が高い
- 持続性があるので塗り直しの手間が省ける
- 長期ケアでワキガが根本的に軽くなりやすい
- 肌が整いきめ細かい綺麗な脇になる
- 黒ずみが改善されやすい
- 手で塗り込むのでまんべんなく浸透しやすい
- デザインが洗練されていてデオドラントと分かりにくい
- 有効成分もその他成分も高品質で低刺激
まとめ|良い!クリームタイプが圧倒的におすすめ!
クリームタイプは市販品もロールオンやスプレーに比べて成分など質が高い傾向にあります。
また、通販でしか購入できないようなワキガ向けデオドラントクリームは価格もそれなりに高いですが、質がとても高いです。
有効成分も当然効果が高いのに低刺激ですが、その他がかなり優れています。植物由来成分などが消臭(抑臭)・殺菌(抗菌)・制汗をサポートし、たっぷりの保湿・整肌。つや肌成分が脇の肌環境を整え、汗量や皮脂バランスを調節します。
すると皮膚常在菌のバランスも整い、結果的にクリームを塗ならなくても臭いが軽くなって、ワキガが根本的に良くなっていくんですね。
ワキガが軽くなっていく仕組みに関しては「【一生使う必要もなし】手術せずデオドラントでワキガが軽くなる理由」をご覧ください。
デオシークのようにリニューアルなどして、常にの最新技術を取り入れているメーカーもありますので、効果の高さと質を求めるならクリームタイプのデオドラントが圧倒的におすすめです。
ちなみに、「ワキガ向けデオドラントクリーム32種を比較!おすすめランキング」の記事では、クリームタイプのデオドラントだけで比較し、おすすめをご紹介していますので、是非見てみてください。
検証結果|3タイプの中では間違いなくクリームタイプが良くておすすめ!
ロールオン、スプレータイプ、クリームタイプでどれがワキガに良いのか検証してきましたが、圧倒的にクリームタイプとなりました。
簡単にまとめると、
- ロールオンタイプ:その場しのぎで保湿・整肌は難しい
- スプレータイプ:ワキガを悪化させる恐れもある
- クリームタイプ:効果・持続性・根本改善も目指せる
といった感じでしょうか。
ただ、クリームタイプは通販限定で、価格もロールオンやスプレーに比べて高価なアイテムが多いので、「安いのじゃなきゃ嫌!」という方はドラッグストアなどの市販で買えるワキガデオドラントランキングで1位の「Hミッテル」がまだマシです。
ただ、ワキガの根本改善を目指したい方は【全45種】ワキガ対策デオドラント比較ランキングと私の本音口コミを参考に、デオドラントクリームを選んでみてください。
注意|クリームタイプのデオドラントと併用でロールオンやスプレーの制汗剤を併用するのは良くない
ワキガ対策としてクリームタイプのデオドラントを塗りつつ、もっと制汗効果を高めようとしてロールオンやスプレータイプの制汗剤も使うのは良くないです。
クリームタイプはしっとり保湿されるので制汗効果が弱いと勘違いされる方がいて、つい市販の制汗スプレーなどで併用してしまう方が多いんです。ですが、ワキガ向けのクリームで十分制汗できますので、併用はしなくて大丈夫です。
逆にロールオンやスプレータイプのように刺激の強いデオドラントで制汗すると、脇が乾燥して余計に汗や皮脂が出てしまう肌質になるので、クリームの効果も発揮できません。
これは実際に私がノアンデを使っている時に失敗した例で、ノアンデを使いながらも何となく制汗スプレーを併用していたんです。
結果、ノアンデが想像とは違って全然効かなくて、ネットで調べていたら、併用は良くないと書かれていました。
そこからすぐに使用を中止したら、ノアンデの効果を実感することができた。という経緯がありますので、私の体験からも併用するのはやめておいたほうが良いです。